長尺パイプの内面「クロス研磨+電解研磨」仕上げ <径24.5mm~150Aまで対応>
径25.4mmから165.2mm(150A)ステンレスパイプ4000mmを一単位※として、パイプ内面の「クロス研磨+電解研磨」に対応しています。高い清浄度が求められるプロセスラインはもとより、電子顕微鏡のシリンダーなどの精密機器でもご利用ください。
※4mパイプ単位でクロス研磨と電解研磨(EP)を施します。
【写真1】左から、素管、クロス研磨後(途中工程)、製品(クロス研磨+電解研磨)
クロス研磨の概要
通常研磨よりもクロス研磨の方が研磨後の表面はより細分化された凹凸になります【図1参照】。これは、管内面を電解研磨(EP)する場合、汚染物の除去や組成・構造の不安定な層の溶解に有効に働き、電解研磨による管内の清浄化を高めます。
【図1】通常研磨(左)とクロス研磨(右)の研磨イメージ
実際のクロス研磨EPの途中工程「電解研磨前の配管内部」です。
【写真2】電解研磨前の仕掛品(クロス研磨されたもの)
クロス研磨したパイプを電解研磨した「クロス研磨+電解研磨」仕上げ↓は以下のようになります。
【写真3】クロス研磨+電解研磨仕上げ
製品仕様
製品:長尺パイプのクロス研磨+電解研磨仕上げ
口径:25.4mm~165.2mm(150A)
長さ:4000mm(定尺のみ)
※クロス研磨のみ行った仕掛品の販売はいたしません。
※クロス研磨+電解研磨仕様のパイプ長は4000mm1本単位です。定尺のみの販売になります。