本社工場のある箕面市の繊維団地も、配管加工工場のある豊中や丹波篠山も、南あわじの営業所も、事業所の周りはすっかり冬の装いです。
冬の情景というと、雪のあまりないこの辺りでは落ち葉であったり裸樹であったり。「枯葉」が詩や歌に入ると「枯葉落ち」「散り」「踏み」など目線は下へ、目は伏目。寂しい響きで物悲しい景色が浮かびますね。
枯葉を落とした樹木は良く「枯れ木」という人がいますが、ネットで調べると「枯死した樹木」という意味と「葉っぱを落とした樹木」の二種類があるよう。「あんた枯れ木やなぁ」というと、「おまえ死体やで!」というのと「死んでるみたいな見かけやなぁ」という大きな違い。まあ、どっちでも怒られますが。俳句では後者を「枯木立」というようです。
季節感のない工場の中ですが、たまに俳句でもう詠んでみりゃ仕事場も和らぐでしょうか。「コマ抜いて管に枝成すバーリング」何これ?季語がない。試験対策みたい。「ご安全、朝の掛け声 鉄業界」 なんか標語みたいです。
「ご安全に!」とは鉄鋼業界でよく聞かれる朝の始動の掛け声らしいです。体が縮こまりがちなこの季節ですが、カラダほぐして本日もご安全に!