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阪急電車箕面駅から遊歩道を歩き箕面滝へ(約40分) 明治の森箕面国定公園

箕面を本社とするわが日章アステックに入社して早ン年、なのにこの箕面市で観光をしたことが無いことに気付きました。関西でで箕面と言えば自然・住まい。リゾート・観光みたいなイメージのほうが大きいのではないでしょうか(あくまでも個人の感想ですが)。

そこで、この冬は(なぜ冬なんだ?)配管加工工場から少し山の方を目指して、箕面観光をしてみようと思い立ちました。箕面観光の第一歩は滝でしょ!

箕面滝_明治の森箕面国定公園(阪急箕面駅)

阪急箕面駅から北へ道を上ります。通常こうした街中をしばらく歩くと遊歩道っぽい道になるのですが、数百mも歩けばいきなり土産物屋が。例えば金毘羅山や安芸の宮島のように、このまま土産物屋ひしめく細い通りになるのか・・・と思えば、オヤもう川沿いの遊歩道に。↑おおっとリゾート感あるぞ。

箕面滝_明治の森箕面国定公園(阪急箕面駅)

途中何軒か↑こういうお店を見ます。もみじのてんぷら(MAPLE LEAF TEMPURA)って書いてあります。欧米の方もお土産に買ったりするのでしょうか?TEMPURAでつられるかな?
箕面滝から流れる箕面川沿いの滝道を2.8km(約40分)歩きます。この日の箕面川の川面は鏡のようで、これがベストシーズンの紅葉の季節や新緑の頃なら水鏡に映るモミジがさぞ美しい事でしょう。

箕面滝_明治の森箕面国定公園(阪急箕面駅)

こんな↓歴史のありそうな料理屋さん?も並んでいます。80年初頭、佐久間良子(長女)、岸恵子(次女)、吉永小百合(三女)、古手川祐子(四女)の四姉妹が登場する市川崑監督、谷崎潤一郎原作の細雪の一シーンとして箕面の滝が登場します。撮影クルーもここでご飯食べたりしたんでしょうか。映画の冒頭は嵐山で四姉妹が花見をしているシーンですが、箕面滝シーンは確か吉永小百合の場面だったような。

箕面滝_明治の森箕面国定公園(阪急箕面駅)

若き古手川祐子も今やオバさんデカの役どころやなぁ・・・いやいやソレは名取祐子でしょ!と一人突っ込む。明日は大みそか、「きっと誰もいない」と思っていたのに、欧米・アジア系など外人客も結構たくさん歩いておらるんだ・・・とかなんとかブツブツ言ってるうちに・・・これか!落差33m幅5m 箕面の滝! ↓ここにおられる方の8割程度は外人さんという感じです。

箕面滝_明治の森箕面国定公園(阪急箕面駅)

日本の滝100選!(日本の滝全国協議会)をご存じでした?私は知りませんでしたが、100滝には関西の赤目四十八滝、那智の滝、華厳の滝などメジャーどころもありますが5%ぐらいしか実際に見てません。「近所には滝は無い」と思っていましたが意外に滝ってあるようです。100か所巡ってみるか?

箕面滝_明治の森箕面国定公園(阪急箕面駅)

滝を英語でいうとWaterfallで水が落下するそのまんま。古い言葉で滝とは「激流」の意味だったそうです。百人一首「滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ  (大納言公任)」大覚寺の滝はこの歌から後に「なこその滝」と呼ばれるようになったそうです。現在大覚寺にある滝跡を見ると落差のある滝というより造園で作った「激流」の感じがします。
ちなみに当時今の滝にあたる言葉が「垂水(たるみ)」だそうでコレもそのまんま。神戸の区名にありますね。

スマホで動画も撮ってみました。どうせ色のない季節ならモノクロで写真撮ったほうが、枯れてない枯山水?みたいで渋かったかもしれませんね。

 

 

 

: 2020/01/18

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