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自動(AUTO)について考える

自動(AUTO)について考える

自宅でも工場でもクルマの中でも巷には「AUTO」や「自動」があふれています。

蒸気機関が登場したころの「自動」は、「人が力を入れないでも自ら動き続ける」という「自動」機関で人パワーを大幅に強化しました。「人がいなくても自ら販売」する「自動」販売、株のソフトウエア高速自動売買もありますね。

清涼飲料の自動販売機

ところで世界初の自動販売機は、古代エジプトの寺院に置かれた聖水の販売装置。5ドラクマ硬貨を投入すると硬貨の重みで栓が開き、蛇口から水が出た(Wikipedia)そうです。

ドラクマは古代ギリシアおよびヘレニズム世界で広く用いられた通貨の単位

最近はセンサーが発達しているので「人が判断しなくても自らうまく調整してくれる」ような「自動」調整も多い。さらに進んで「自ら判断して対処してくれる」「自動」運転。こうなればドライバーの恩恵は大きいですね。

レーダーオートクルーズやレーンキープアシスト

もっと先はどうなるんだろう。人が何一つ考えなくても「人が“やるべきこと”を自らやってくれる」おせっかいな「自動」が登場するかもしれません。

しかし、”やるべきこと”はやれないとこばかりじゃない。やるべきことと重々わかってはいてもやりたくない事だってある。「やってやる」と言われてもやってほしくもない事だってあるでしょ。選択は人生そのものよ。

ランプの精(アラビアンナイト)

「自動」は「自分が動く」ではなくて「自分じゃないモノが自ら動く」という意味。そんなものをあてにせんと、自ら活き活き“動く”「活動」自ら“生きる”が活き活きする「生活」にせにゃいかんと・・・自動の恩恵に浴しながらも思うわけです。

: 2019/12/16

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