今年も厳しい残暑が予想されますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、ちょうどそんな季節(8月中旬~9月中旬)に水辺を淡い青に彩るこの花を紹介しましょう。
水田の跡地に植え付けられたこの水草、なんの花だか分かりますか?
ミズアオイ科に属する水草「ホテイアオイ(ウォーターヒヤシンス)」です。ここは奈良県橿原市(かしはらし)の本薬師寺跡(もとやくしじ)。例年こうした風景が広がりますが・・・が、
今年はコロナウイルスの影響で植え付けが中止されたらしいです。(詳細は関係先ホームページをご覧ください)
こんもりした山が↑上写真の右上に見えますが、これは有名な大和三山畝傍山です。遠くに見えるのは金剛、葛城の山々です。
色気のない話になりますが・・・華麗なホテイアオイも花が終わって枯れるとグッチャグッチャになり悪臭も放つというので嫌われ者のよう。コロナが収束したら、こういう場所できちんと管理されて咲くホテイアオイを観光客の特権を活かして、またゆっくり眺めたいものです。
*最寄り駅からの交通:近鉄 畝傍御陵前駅 徒歩約10分(駅から東へ約500メートル) すいません、9年も前に撮った写真を引っ張り出してきました(^_^;)