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厳しい冷え込み、外の景色が真っ白に凍っているような霜降る朝

ちょうど丁寧に粉砂糖を振ったように真っ白になるので「霜が降る」という表現を使いますが、霜は空から降ってくるわけではありません。地表近く、零度以下の物体の表面で、空気中の水分が昇華(水蒸気→氷)したものが霜だそうです。つまり、冷えっ冷えのモノがないと霜はできないということの様です。

冷え込み厳しい詩も降る朝に

最近は聞かないですが、昔のことばで「〇〇に励んで幾星霜(いくせいそう)」というような使い方があります。「星は1年に天を1周し、霜は毎年降る(goo国語辞典)」ということから「星霜」は「苦労を重ねて経た年月」を言い。「幾」が付くので「幾つそんな年月を経てきたのか」という意味になります。

冷え込み厳しい詩も降る朝に

私が日本を遠く離れ赴いた戦地で、戦友と口ずさんでいた軍歌に「干戈(かんか)交ゆる幾星霜」(武器を交えた闘いの日々がどれほど続いたのだろう)という歌詞があるのを思い出しました。そうそう新入社員の配属が決まって壮行会の時などは「同期の桜」を社長も含め肩を組んで歌ったのを覚えています。今なら炎上でしょうか??

冷え込み厳しい詩も降る朝に

だいたい「同期の桜」って言葉も軍歌も知らないか・・・。「会場が満員っていうけどさぁ、事務所がゲストの機嫌取りが動機で集めたサクラが多いじゃん」という意味にとられるかもしれませんね。いや、「佐倉さんは、ちょっとした運動で動悸が激しくなるらしい」かな。「満開の春が待ち遠しいね」は冬期の桜。まあどうでもいいか。

: 2021/12/21

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