配管加工屋さんの総務部ブログというより、個人的な趣味と街歩きのブログっぽくなっているけど、そんなことは気にせず進めてまいりましょう。
当社の杉田会長は、企業の地域への貢献を大事にされていて、「事業拠点のある箕面市、豊中市(大阪府)、南あわじ市、丹波篠山市(兵庫県)などの地域紹介みたいなコンテンツの掲載してね」としょっちゅう言われています。全拠点地域の情報が揃ったら「拠点情報」に「●●市について」とかいうリンクを作ろうかと考えていますが、とりあえず雑記帳にメモしておきます。
今回はこれ。だるまさんです。大阪府箕面市にある勝尾寺(かつおうじ)は高野山真言宗の寺院で山号は応頂山といい西国三十三所の第23番札所です。とまあ、お寺さんの紹介分の冒頭はだいたいこうですが、宗教も札所もよくわかりません。でも元気が出そうな赤い濃い丸顔、インスタ映えもしそうでなかなか良い雰囲気です。
境内のいたるところにミニだるま(達磨)さんが並んでします。勝尾寺は勝運のお寺ということで、知り合いの少年野球の監督さんは毎年訪れているそうです。勝負事だけじゃなく大きな目標への挑戦には大きな達磨さん(勝ちだるま)に目を入れて自分自身への誓いをしっかり込めます。
達磨さんを飾っておけば勝運が付き目標が叶う!というものではなく、大願成就のその日まで片目の勝ちだるまさんをながめ誓った目標成就の思いを新たにそして醸成するということのようです。「運を天に任せ」はやる事やり尽くした人だけが言えるってことですね。
お渡し場所に並んでいる勝ちだるまさんをじっと見つめていると「ご縁」を感じる達磨さんが見つかるそうですよ。その達磨さんと目が合ったら(つか、目は入ってないけど)それを受け取ります。
それに目標を書き入れ、上の写真のようにお香の煙にかざし(薫香)ながら目標達成を誓います。そして勝尾寺で片目を入れた達磨を持ち帰り大願成就のその日まで!
(参考:だるまさんのお値段は↑写真でかざしてるので2千円ぐらいでしょうか。)
大目標が成就した暁にはだるまさんに両目を描き入れて勝尾寺に参拝し両目の入った勝ちだるまさんを奉納します。両目の入った勝ちだるまさん達はそれぞれ若干個性を持って帰ってこられます。目標成就の道のりがその表情を深いものに変えるのでしょう。
宗教的な意味はよくわかりませんが、達磨さんはでかい目と太眉毛の濃いお顔。何としてもやり遂げるぞ!という気合というか気概というか意志の強さを感じます。またよく言われるように、倒れそうになっても立ち上がる「起き上がりこぼし」です。
目標の達成には多大な苦労や挫折が付きまとうもの。それを意志が強く打たれ強いだるまさんが助けてくださるのではなく、押し寄せる苦難にこう立ち向かえと、そのお姿で教えてくださっているのでしょう。