マイナーなバズ妖怪「アマビエ」に疫病退散を願う

これは明治時代の新聞で「蒸気船で火事があり、積み荷に燃え移って大変なことになったんだけど、何とか陸地に寄せて二百数十名が無事だった」みたいなことが書かれています。（京都大学貴重資料デジタルアーカイブより）

『新聞文庫・絵』（京都大学附属図書館所蔵）

京都大学附属図書の蔵書『新聞文庫・絵』の中の1枚で、ほかにも多くの新聞記事が納められています。字がなかなか読みにくいのですが、ご覧↑のような挿絵があり、「13歳の子供が大狐を退治した」「若い娘が4人組のヤカラを撃退した」「身投げをした女性を助けた」「盗賊が捕まった」など、明治の人々の関心事が絵記事になっていて眺めるだけでも楽しめます。

その中にこんな↓記事も入っています。絵のクオリティがずいぶん違います。江戸時代後期の記瓦版ですかね。ヘンなものが海に出没するというので役人が調査をしていると、夜半に光る半魚人が海上に現れこんなことを言ったと。
「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」(Wikipedia)

『新聞文庫・絵』（京都大学附属図書館所蔵）

こういう超マイナーなネタを見つけてくる人がいるんですね。2月頃からコロナウイルスの拡大とともにTwitterで拡散されたようです。このサイトにも掲載してコロナ除けにしたいと思います。ところで・・・

そもそもこの話は・・・日章アステック篠山工場の美しき女性社員が社内メールの封筒に描いたこの落書き↑。自分はこれを見て「甘海老の絵ならもっとエビらしく描けよ」・・・と思ったところに始まります。

そしたら後に、その女子作成のRock!アマビエちゃん↑の写真が送られてきて、なるほどコレかあ・・・と思った次第(‘◇’)ゞ　製作者はとてもロックな女性なのでRock!アマビエちゃんの威力も恐ろしくアップしているはず。

現在、YOSHIKIとHIDEを作成中とのこと。さらにパワフルな作品に期待しましょう！

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